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選挙権18歳に引き下げ NHK NEWS WEBを見て思ったこと。個人的備忘録。

昨日(2/6金曜日)のNEWS WEBの特集
NHKのHPから。
「選挙権18歳以上 改正案成立なら参院選から
自民党や民主党など与野党6党の実務者は、選挙権が得られる年齢を現在の20歳以上から18歳以上に引き下げる公職選挙法の改正案を今の国会に改めて提出することで一致しました。
今の国会で改正案が成立すれば、国政選挙では、来年の参議院選挙から選挙権年齢が引き下げられる見通しです。期待される効果や課題などについて津田塾大学の萱野稔人教授に聞きながら掘り下げました。」


萱野教授は私が最も信頼し、追いかけている政治学者でなのですが、今回は萱野教授のことではなく、一般視聴者からのツイッターコメントについて思ったこと。(この番組は画面下にツイッターコメントがどんどん出てきて、スタジオでそれについても一部触れる、という仕組みになっている。)
「年寄りの数が多いからな。若者全員が投票しても政策通らないなら選挙行かないよ」
「若者の一票が年寄りの二倍位の扱いされないと選挙行く気がしない」
WEB動画ではカットされていたけれど、生放送の時には使われた街角インタビュー映像でも、高校生くらいの女の子が「うちらの意見が聞いてもらえるとは思えないから、行かない」と答えていた。

「わからないから」でも「関心がないから」でもなく、「自分たちの意見は通るわけがないから行かない。」というのは、選挙に行かない言い訳としてはなんとなくもっともらしい。この前の総選挙の時に一部文化人が「今回の選挙自体に意味がないから行かない」とか「白紙で投票する」とか言っていたのにも通じる、意識高そうで、しかし本当は選挙の意味を理解していない、情けない意見。なのだけれど、

でも、そういう文化人のかっこつけよりも、もうちょっと複雑で深刻な、若者の心理が表れているような気がして、すごく気になった。たとえば、ネトウヨなどと呼ばれることもある、若くて貧しいのに自民党政権の右傾化政策を熱心に支持する若者たちの心理。明らかに自分たちにとって不利な政策を掲げる自民党政権を熱心に支持する理由と、「うちらの意見が通らないから選挙にはいかない」というのは、深層では共通している、というか、裏返せばまったく同じ心理に思えたので、忘れないようにメモしておいた。

この意見を裏返すと、「あらかじめ意見が通ることが保証されている政権与党に投票すれば、自分たちの意見が通ったことになるから、選挙に行くのも空しくない。」ということなのか、もしかして。自分たちがいちばん不利な消費税増税も(あ、この前の選挙はもちろん自民は消費増税延期、だったわけだが、延期つまりいずれぜったいやるよ、ということであり、法人減税とセットでいえば、大企業優遇、弱いものから取るという政策なのは間違いない)、自分たちがいちばん被害者になる可能性の高い、戦争できる国になっていくことも、自分たちがいちばん不利な、より非正規雇用を拡大していく方向の労働政策も、「うちらの意見を安倍さんが聞いてくれているからうれしい」と思えるから、安倍さんに、自民党に投票しているのか、もしかして。

海外の危険地帯に兵力として派遣されるのも、原発の延々と続く事故処理、廃炉作業に投入されるのも(今、事故処理をしてくれている作業員の方たちは、早晩、被ばく量が上限に達して、確実に人手不足になる)、今は無関係と思っているかもしられないけれど、これから大人になっていく若い世代なのだが。年金制度が崩壊していく過程で、いちばん割を食うのは若い世代なのだが。

50すぎのおっさんとして、これまでの人生で、たしかに、「うちらの意見が選挙で勝った」という体験はほとんどないのだが、それでも選挙には行っている。行っても変わらないのに、なぜ行くの?と若者に問いかけられた感じがした。「選挙に行く以上の、何かを変える行動をしないといけないんじゃないの?」と。

答えの出ない問題が多いなあ。今日は結論なし。おしまい。


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